今朝の話題

空一面、9割方雲で覆われている。夜中に降った雨が路面を黒く光らせている。外は寒い。今日の話題は、何と言ってもこれだろう。「NYダウ、終値も1万ドル割れ 9955.50ドル」 アメリカの株価がついに1万ドルをきったわけである。これは真においおいと言わざる終えない。この影響は、輸出に頼る日本に与える影響は大きい。更に追い討ちを掛けるように円高が進み1ドル=100円台に突入した。この円高も、日本の輸出産業に与える影響は、大きい。メリットも無いわけではない。円高ゆえに輸入品は、更に安くなる予定である。原料もそれに応じて安くなるわけであるから、国内で生産販売するものは安く製造できるであろう。 と簡単な考えでは、輸出は「×」で輸入は「○」と言うことになるが、ところがどっこいそんな簡単な話では無い。それが複雑に絡み合い、事態は進展しそうである。とにかく上手く商売をすればかなり儲かる時期に来たと言えるし、商売が下手な場合煽りを食らって共倒れになることもあるだろう。今は、対岸の火事であるが、今までの輸出好調で利益を出していた企業の売り上げが鈍ることは間違いなく、国内販売が堅調でないところは危険と隣りあわせと成る。更に日本の景気を引っ張ってきたのもその輸出企業である。これが苦しければ日本も苦しくなる。更に、同盟国の経済援助のため相当な支出も覚悟しなければならないだろう。そして今議論されている、多くのばら色の夢の実現も危ういだろう。いよいよもって財源をどうするかが焦点になる。まあ、日本に影響が出るのは年明けだろう。その頃まで待つのか、その前に手を打つかだが、あせる程のことも無いだろう。更にその間に日本も総選挙があり、それが決まらなければ何も手を付けれないだろう。成るようにしか成らないこれが本当のところである