すずめ

快晴に近い。東の空には朝日が昇り、朝の冷え込みをその光で空気を暖めているという事が実感できる。光の当たる場所と日陰ではその空気の感じが違う。 ただ風が無いため、道路を補修したアスファルトの匂いや、車の排気ガス、色々なものが鼻につく。 その朝日の中で元気なのが、すずめである。冬を越すために餌をたらふく食べたのか、飛ぶのも辛そうなほど丸々太った体をしている。1mくらいの距離に近づくまで逃げようとしない。それ程動きが鈍っているわけだ。 この時期、殆どの鳥は、渡ってしまい、庭先で見るのは限られた種類しかいない。更にカラスなどは、生ゴミの出し方が良くなったのか、殆ど限られた数しか見かけなくなる。後は、トンビかヒヨドリくらいになってしまった。 庭の餌台においたりんごも置いたままの姿でここ数日残ったままである。 すずめといえば、数年前原因不明の大量死というのがあった。リンク先の記事の通りで、原因は不明のままのようだ。 確かにあの頃本当にすずめの姿を見なくなった記憶がある。その後徐々に増えてきて今の光景があるのだが、不思議な出来事であった。 さて、今年の冬はすずめにとっても越冬しやすいものになるのだろうか?