ブリザード

昨日のみぞれが一夜明けると猛吹雪になっていた。 外は、視界が20m程度という悪天候。猛烈な地吹雪である。家の前の道路まで既に40cmくらいの積雪になっている。それでも道路には車の轍がある。更に駅まで送る車の列。何て日本人は勤勉なのだろう。 北海道の上空には、寒気が押し寄せ年末年始に掛けて停滞するようだ。軒並み週間天気予報は、雪ダルマのマークが続く。今までの雨模様の天候から一変して雪模様になったわけである。 この分だと全道の交通機関は、壊滅だろう。ネットで検索してみると、JRは運休、高速道路は通行止めである。この分だと回復は昼過ぎになるだろう。 それにしても、自宅に居ながらネットで検索すれば運行状況が判る便利な世の中になったものである。 昔なら、雪をこいで(本当に船を漕ぐように雪原を歩く状態)駅まで歩き、列車が運休になるのを確かめるのが普通だった。そして駅で2,3時間待ちぼうけをくらう。 今なら運行状況を確かめ、その後行動すればよく、更にメールで学校から休校或いは何時間遅れの連絡が入るようになっている。  こんな日は、開店休業なのだから皆家で休んでいれば良いと思うのだが、一部の人間が勤勉に働き出し、この雪害も懸命に解除していく。そうすると否が応でも社会は動き出す事になるのである。 日本は、勤勉な人が国を動かしている事が良くわかる。本当にどんな困難でも会社にたどり着き自分の仕事をこなそうとする。その一人に自分もいると思う。