冬の入り口

吹雪は漸く収まった。一夜明けると辺りはすっかり様変わりしてしまった感がある。 すっかり冬模様である。これが当たり前といえば当たり前、つい数日前は、地球温暖化を心配していたくらいである。 後何年したら、雪の無い北海道になるのだろうか? 今日は休み、これから家の前の除雪をしなければならい。腰を痛めているのでこれが毎日だと半身不随になりそうである。 雪国にとって排雪は、大問題である。東京辺りと同様或いは近い生活をしようと思えば、これを如何に片付けて交通の経路を確保する必要がある。 北海道は、他の都府県と比較して土地に余裕があるはずなのだが、都会に行くほど土地面積に余裕が無くなる。せめて町内毎に排泄できる場所を作るべきだろう。そうすればもう少し道幅も確保できる。 更に、最近の家には駐車スペースが1台程度しかないところがかなりの家である。そのため子供が大きくなると車を買うのだが駐車スペースが無く家の前に停めるようになる。すると通りの両端にバイロンのように並ぶことになる。それをよけて走るさまはラリー選手権のようである。 更に雪が降れば、除雪車がジグザグに進み、満足に道幅を広げることができない。そのため一台が通れる細い通りになるわけである。この辺り、住民意識の低下の表れである。 冬の暮らし、せめて住民相互の協力がなければ快適な生活は送れないだろう。