昨日から今日に掛けて、みぞれと雨が交互に降り続いた。眠っている間も、屋根から滑り落ちる雪の音で目覚めたりした。 今日の朝は、雨は上がったが曇り空である。灰色一色の空で、これから夜を迎えそうな感じである。 外の道路は、今まで踏み固められた雪がとけ、通った車のタイヤの跡で轍になってしまった。日中もこのまま気温が高くなるということなので、雪解けと雨で道路はプールのようになってしまうだろう。 1月のこの程度の雨は、本当に久しぶりである。世界は確実に温暖化に突き進んでいるようだ。世界がどんなに二酸化炭素の排出を抑制しようともこの気温の変動は買えることは出来ないだろう。一度全ての地球上の氷が解けて全てがリセットされたあと今度は、氷河期に向かうのだろう。 その地球規模の変動は、人間の力では如何ともし難いことである。人間はその気候変動に耐えるしか生き残る術は無い。それに生き残る事ができなければ、恐竜のように死に絶えるだけの事である。 そして少数の生き残りが、地球上に人類が居たと言う証になっていくのだろう。 そこまで考えさせる1月の雨である。