空は今日も快晴である。連続して晴れ間が続いている。天気予報では、今日から下り坂らしい。

 さて今日は、北朝鮮テポドンを発射するという。そんな話題を、ここにのんびりと朝から書いている自分は、平和に浸りきっているのだろう。

 これで日本に何発ものミサイルが打ち込まれたなら、こんな風にしては居られない。その影響は計り知れない。

 そういった危機が国民に迫っているのだが、何か空気が軽い。きっと真珠湾攻撃された時のハワイに住んでいる人たちも同じ気持ちだったかもしれない。

 いざ自分の家の庭先にミサイルが爆発したら、何事が起ったか信じられないだろう。それが戦争だと気付かないうちに死んでしまうしかない。

 平和な時代を長い間過ごしてきた人間ばかりになってしまった今の日本にとって、本当の戦争はどうだったかを知る由も無い。更にゲーム世代として育った多くの男性は、その世界観でしか物事を考えられないかもしれない。

 それは、画面の中で敗北しても自分が無傷で生き延びれる事を前提として行ってきたからである。本当に自分が傷つき死んでいくことを知った時戦争の怖さを知るのだろうか。