豚インフルエンザ

 空は晴れてはいるが、快晴ではない。所々雲が浮かび吹く風は冷たい。昨日の雪の残りが、まだ融けずに残っている。

 パンデミックの恐れがあるとされる豚インフルエンザであるが、日本国内ではまだ発生していないようだが、もし上陸した場合は、爆発的な流行をきたす可能性がある。

日経ネット(http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090427NTE2INK0326042009.html)引用

WHO、豚インフルで「緊急事態」 監視強化を各国に要請

 【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)は25日夜(日本時間26日朝)、メキシコ、米国での豚インフルエンザの人への感染を受けて同日開いた緊急委員会の結果、「最近の状況は国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」との認識で一致したとする声明を発表した。メキシコ政府は25日、感染が原因とみられる死者が81人になったと発表。米でも感染者が21人に増えた。26日にはニュージーランドでもメキシコから帰国した高校生10人に感染の疑いがあることが判明するなど世界各地で疑い例が相次ぎ、他地域への感染拡大の懸念が出てきた。


 これに関して石波農水大臣が、出荷されている豚肉は、滅菌消毒しているとTVで話されたそうだが、この根拠が不明。そもそも生肉で出荷される肉を消毒する事は不可能であるし、産地不明で加工された食肉全てを検査することは出来ないはず。実際は、生肉を加熱して食すれば安全というのが正しいだろう。

 この世界同時不況の中、海外渡航が禁じられれば、更に世界の経済活動は萎縮する。本当にこれが現実になれば泣きっ面に蜂で豚だけにトンでもないことである。

 これが事実と成らないことを祈るのみである。