民主党

 快晴、外の気温は、朝6時で4度と低め、しかし風が無いのと太陽の日差しが暖かいためそれ程寒さを感じない。それでも日陰に入ると寒さを感じるが。


 民主党の党首選、マスコミ各社が取り上げるからなのか、次期総理大臣選びのような感がする。マスコミ各社も今の自民党政権に飽きを感じているのだろう。

 第1印象は、鳩山さんは虚弱体質、昔で言うもやしっ子に見える。岡田さんはあの顔型がまさしくロボットである。きっと風刺画としてロボットの姿として描かれるのが目に見えるようだ。

 今回の選挙、1週間ほど掛け日本全国を駆け巡ればそれなりにもっと盛り上がっただろう、更に頻繁にマスコミに登場する事で民主党の支持者を増やす事が出来たはずである。

 それを行わなかったという事は、何か不味いことがあるのかと反対に勘ぐってしまう。

 今までは、野党ということで無責任な発言や行動はある程度見逃されてきたかもしれないが、もし政権獲得となれば、それぞれの議員に対する風当たりも強まるだろう。その辺りの能力、組織作りがどの程度整っているのか、端から見て思うところである。

 

 しかし、今の不都合な仕組みを変えるには、思い切った政策転換が必要だと思う。それが古い組織とズブズブな関係である自民党にそれが出来るかといえば出来ないのは明らかである。

 あの、自民党をぶっ壊すと吼えて政権を大躍進させた小泉さんでさえ、郵政民営化という何がどう変わったか判りにくい改革しか出来なかった。

 更に、既存の官僚システムに大鉈を振るい、公務員の天下り先に代表される既存のシステムをばったばったと切り刻んで行くかと思いきや、逆に古いシステムを温存しようとさえした。

 

 その後引き継いだ、福田、安倍と2世議員のひ弱さを露呈し、簡単に総理の座を放り投げたところに日本の政治能力の低さを思い知ったわけである。

 もし民主党が政権を取ったからといって日本が大きく変わることは無いだろう。しかし、この閉塞感を打ち破るには、政権交代しかないだろう。その変化を国民は求めているのだと思う。