へそ曲がり

 深夜から雨が降っていたようだが、6時頃になり雨は止んだ。気温は、左程低いと言うわけではない。ただ雨上がりのため相当風は湿気を含んでいる。


引用 日経ネット(http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090701AT3S3002R30062009.html) 

 首相、2日に党・閣僚人事の構え 自民内、強い反発

 麻生太郎首相は30日、7月2日に自民党役員人事と閣僚の兼務解消に伴う補充に踏み切る意向を固め、党側との調整を本格化させた。首相は念頭に置く7月12日投開票の東京都議選後の衆院解散・総選挙をにらんで態勢の立て直しを図る構えだが、役員人事には反発も強い。党内では「麻生降ろし」の動きも加速しており、政権浮揚につながる人事ができるかどうか予断を許さない。

 この件誠に総理らしい反応である。プライドの高さと、周りが色々言うとそれに対して真逆の対応をとり相手の反応を楽しむ。この辺りの経験は、誰もが持つものだろう。

 たがここで問題なのは、個人的な範囲で行う事は構わないのだが、国政の場でこれを行う事が問題なのだが、自分の人望や任期の無さに却っていこじになり反対の態度を取るのは間違いだろう。

 

 総じていえるのは、日本と言う国の安全保障という観点から言えば、マイナスなのは間違いない。そしてこれ程不安定であると言うのも国の有り方として問題ではある。

 世界的に経済不況が更なる不況を産み続け、先が見えない状態である。その暗闇の中で、何が起きるかわからない時、自分の国の中枢が迷走を続けていて安心して暮らしていけるわけが無い。

 

 この経済的不況が収まるまで、非常事態宣言をすべきなのかもしれないところまできていると思う。その上で強制的に国の有り方を変えると言う事をすべきだと思うが、有事が終わってもその体制が残りそうなのが怖いところである。

 自民党に対する失望感は、国民に広く浸透してしまったともいえる。