衆議院解散らしい

 曇り。天気予報ではこれから晴れるらしいが、外は雨が降り出しそうな暗い空である。気温もそんなに高くない。半袖では少し肌寒い気温である。

 昨日のニュースとなってしまったが、やはり話題はこれだろう。

 引用 スポニチhttp://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/07/14/01.html

麻生首相身分保障”と引き換えの解散先送りだった

 麻生太郎首相は13日、自民党細田博之幹事長や公明党太田昭宏代表ら与党幹部と官邸で会談し、21日の週に衆院を解散、衆院選を「8月18日公示―30日投開票」の日程で実施する方針を表明し、了承された。首相は早期解散を模索していたが、与党内の強い反発を受け妥協。12日の東京都議選での惨敗により加速する党内の「麻生降ろし」を封じるための異例の解散宣言に、「追い込まれ解散」「自爆型選挙」との声も上がっている。


 早速麻生さんは、衆議院を解散する事にしたようだ。ただこれも直ぐの解散ではなく、1週間後に解散しますよ宣言で、おそらく衆議院解散を一週間前に宣言した始めての総理大臣だろう。

 

 ここ一週間は、まさしく死に体内閣という事になる。

 さてこの一週間は、自民党議員にとって修羅場とも言える。もし何も起らず解散に進めば、自分の選挙を含め敗北は免れない情勢で、何もせず黙って時を過ごすのだろうか。

 TVなどに出ている自民党の国会議員は、言うことは格好良いが中身が伴わない人間の典型という事になってしまうだろう。そういった意味で、自民党内で間違いなく波乱が起きると読んでいるのだが、それも期待はずれなのだろうか。

 何か行動が起きれば、まだ実際解散していないのだから、麻生総理の罷免もありうる。そうするならば、まだ自分たちの頭の挿げ替えも可能だろう。そういった劇場型選挙をやらなければ自民党は敗北するだろう。

 このままの流れでいくと、間違いなく民主党が第1党になるだろう。しかし、それも結果が出てからの話で、投票日まで何か大失態を犯さないとも限らない。それが一番民主党の怖いところである。一つの失言が取り返しの付かない事になるのが最近の世の中である。更に、国民は一度民主党勝利の経験をつんだ事がどう影響するかそれも判らないと言うこともある。

 

 だだ、冷静になって考えれば、自民党民主党も更に公明党などは問題外なのだが、どの党の中にもこの時期に国を任せられる指導者が居ないという現実である。

 今の混乱した世の中を上手く軌道修正して、元の繁栄を取り戻せるかその舵取りの重大な岐路に立つ今、誰にそれを託すかでこの先の日本の未来が変わるのである。有権者の責任は重い。