TV

 毎日使う曇り空と言う表現に飽き飽きしてきた。中々人間の思うとおりに行かないのが世の常である。この曇り空で潤っている人が居るかもしれないが、大半の人たちはこの曇り空を恨んでいるだろう。永年夏は暑いという環境にあわせ生活し、それに合わせて商売が作られてきたのだから、暑い夏が来なければ仕事にならない所が多そうである。


 毎日朝出かける前は、必ずTV放送を見るのだが、だんだんワイドショー的な番組ばかりに飽きてきた。朝にTVの役割は、最新のニュースを見ると同時に、出かける時間を教えてくれる時計のようなものである。

 あるコーナーが始まれば何をして、あるコーナーが始まれば服を着替えると言うように、生活のリズムが番組で決まってしまうのだ。その決まりきったところに芸能人の殆どが聞きたくない放送が入り、自然と耳に入ってしまう。

 さりとてNHKはのどかな放送が流れ時間の区切りが中々つきにくい。朝仕事に出かけない人にとって丁度良いリズムなのかもしれないが、出かける人がじっくり見る作りには成っていない。


 そういうわけで、最近の芸能ニュースは否応無く耳に入り知識として詰め込まれていく。芸能人の切った貼ったは、サラリーマンが一番良く知っているだろう。

 マスコミの人でこのブログを見ている人は居ないだろうから、何を言っても影響力が無いのは分かっている。それが残念である。