札幌 vs 栃木

 CS録画

 日ハムの試合の陰にすっかり隠れた感がある。あちらは3万8千人の入場者があったようだ。ドームでその数が入ったのは、いつの頃だっただろう、本当に道民はサッカーより野球が好きなようだ。

 結果は、1-0 で札幌の勝利。

あとで感想は書くつもり。

--10月25日に追加

 前半15分は、栃木のペースで進む。早い出足と帰陣で札幌にチャンスを作らせない。あと一歩の差でゴールに結び付けられなかった栃木に対して、コーナーキックのこぼれ球をキリノ選手がオーバーヘッドキック。これだ決まり札幌が先制する。

 それまでは相手の圧力にパスミスを繰り返し良い所が無かった札幌が得点を決め、あれだけチャンスを作った栃木が得点を決めれなくと試合は本当に分からない。

 得点が入った後は、札幌に精神的余裕が出来たか徐々に落ち着く。相手の栃木も足が止まってしまった。

 

 後半も札幌がカウンターで攻撃を繰り替えす内に徐々に栃木全体が後ろに下がったことで札幌が攻めを繰り返すようになる。

 ただ札幌も前掛りになりすぎ栃木の攻めに合うと守備に落ち着きを失うところはお約束である。この当たりキーマンとなるディフェンダーが一人居れば相当違うのだが、吉弘、西嶋選手2人とも安定感は今ひとつのところがある。この辺りは、来季の補強ポイントになるだろう。

 箕輪選手もリハビリを開始しているようだが、来季往年の実力を取り戻せるか少し疑問がある。本当にこの2年間必要な人間が怪我で泣いてしまった。

 試合は、後半何度か札幌がビッグチャンスを得るが決めきれず1-0で試合終了。


 試合を見て思うことは、栃木との差は殆どといって無いことが明らかになった。今の選手が全て残って来季を迎えたとしても決してJ1の道は楽ではない。更に来季は、J1から3チーム落ちてくるわけだから3位以内に入るには相当な実力が無ければ無理だろう。今の戦力への積み上げが必要なのは間違いない。

 来季、キリノダニルソン、趙の各選手が残ることを前提でチーム作りすることになるが、チームの予算が今年より2億円少なくなることから、十分な実力のある選手を獲得できるかどうか微妙なところ、却って若手が引き抜かれる可能性もあるわけで、蓋を開けて見なければ分からないところがある。

 ここは、天皇杯で優勝して優勝賞金を手に入れるしかない。