事業仕分け

 寒い。外の気温は確実に零下である。道路の水溜りには氷が張り朝日を反射している。東の空は青空で朝日が差しているが、西の空はねずみ色の雲が高い空に浮かんでいる。日本海側の方には雪が降っているのではないだろうか。

 今日のニュースは、やはりこれだろう。

 引用 日経新聞http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091112AT3S1102W11112009.html

事業仕分け」 予算削減規模、初日は700億円

 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は11日、2010年度予算の概算要求の無駄を公開で洗い出す「事業仕分け」を始めた。都内の国立印刷局市ケ谷センターで3グループに分かれて23項目、50事業を議論し、農林水産省の農道整備事業などを廃止と判定。焦点の診療報酬では、勤務医に比べ開業医に有利な現状の是正に向けて見直すよう求めた。政府は約95兆円の概算要求から3兆円超削りたい意向だ。

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 パフォーマンスとしては上乗だったのではないだろうか。この先尻つぼみにならないことを祈るばかりである。

 国民は、そろそろ成果を求めている。色々な暗い話題が多い中で、何か未来に繋がるような明るい話題に飢えているといって良い。

 今目の前にあるのは、詐欺女の事件や逃亡犯の話題ばかりであり、森繁久弥さんが亡くなったというニュースが大々的に報道されている中、国が何をしているのか忘れられてしまっては不味いだろう。

 今回の事業仕分けの件は、これで結構で無駄を省く事は大変良い事だ。しかし、こう言っては何だが、小姑が家の埃を見つけて興奮して声を荒げているように感ずる分は少しマイナスである。厳しい厳しいといわれ続けると気が滅入るものである。

 何か明るい話題やその先の希望が見えるような明るい話題を一つ鳩山政権には期待したい。

 確かに無駄無駄と言われているけれど、オリンピックの誘致なんぞ良いかも知れない。東京が一回こけたのだから、北海道に誘致できないだろうか?北海道にはお金が無いのはわかっているので国に全面バックアップしてもらわなければならないのだが、知事どうだろう。