歌舞伎役者

 曇り、空は暗くいつ雪が降り出してもおかしくない。昨日の雪が芝生の上に残り、寒さを一層引き立てる、アスファルトの路面の氷の結晶は、石に埋もれた化石の様に黒く光っている。

 毎日毎日、バッドニュースばかり聞いていると、本当に明るい話題が欲しくなる。そこで明るい話題が無いかとニュースサイトで検索してみると

 

 無かった。

 おめでたい話題言えば結婚、婚約報道がある。その一つがこれであるが、ニュースで大々的に報道する価値があるのか自分では疑問である。 

引用 スポーツ報知(http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20091120-OHT1T00037.htm

小林麻央「真剣に交際」、海老蔵と婚約へ

うれしそうな小林麻央市川海老蔵よりも先に交際宣言した 歌舞伎俳優の市川海老蔵(31)がフリーキャスターの小林麻央(27)と婚約することを19日、発表した。結婚前提に交際しており、近日中の婚約を宣言。海老蔵は「ずっと愛し続けます」、小林も出演する日テレ系「NEWS ZERO」で喜びを表した。昨年12月に小林が同番組で海老蔵と対談したことで知り合い、6月末に交際に発展。9月下旬に互いの両親に結婚の決意を伝えたという。入籍、挙式の時期は未定だが早ければ、来年にもゴールインの運びだ。

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 歌舞伎役者を頻繁にTVは取り上げるが、その殆どがスキャンダル。それが歌舞伎に対する認知度を上げる方法の一つなのかもしれないが、本来その伝統芸能の技の素晴らしさを評価する話題が全面に出てくる必要は歌舞伎界には無いのだろうか?

 そうでもしなければ、消え去ってしまうような伝統芸能なら、素直に消えさるべきものなのかもしれない。

 だからおめでたいニュースであるが、何か割り切れない思いがある。