今日の雑感

 朝方、雪がちらつき路面はすっかり白くなってしまった。しかし、この雪もこれを書いている頃には直ぐに解けるだろう。

 3月は色々な事が起き、更にその対応に追われてしまった。全く持ってお気楽でない人生を送っている。


 WBCでの日本の優勝で、日経平均が上昇したというニュース。こういったことが景気を左右するというのは本当に面白い。
 日経平均が6000円台にならないように、政府がせっせと買い支えていた努力が、野球というスポーツの効果に劣るという事は、なにやら「見えざる神の手」の働きというしかない。



 群馬の施設火災。老人の生活保護者を預かる施設に入所した人たちの人生は、いったいどうだったのだろうか?
 新聞で読む限り親類縁者から見放され、人生の最後をあの場所で生きていたという悲哀を感じる。
 ただ実際のところはわからない。入所者それぞれ何かに生きる喜びを感じていたかもしれない。
 平均寿命が70歳以上になってから、日本での老人の暮らしが変わって来たのだろう。健康であれば良いが、不運にも病気や怪我で不自由な暮らしをしていた場合、どのような生活を送れば良いのだろうか?
 だれも世話をする身寄りがいない場合、どのような暮らしをし、どのような人生の残りを生きていくべきなのだろうか?
 その辺りが良くわからない。それを自分に当てはめた場合、70歳80歳になった時、あのような施設で暮らすことになった場合、一日一日を何を持って生きていくのだろう。
 不自由な体で天井の木目を数えながら生きていくのだろうか?