青空

 頭上の空は雲ひとつ無い青空である。ただ、少し霞がかったような空ではある。
 こんなに晴れ晴れしているのに空気は少し埃っぽい。土ぼこりが空気中に漂い独特の匂いがする。こんなに晴れ渡ったので、外気温は朝6時頃の時点で−4度であった。

 今朝のニュースで記憶に残ったものの一つ

引用:フジサンケイビジネスアイ
 【http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200904010102a.nwc
 雇用・賃金情勢の悪化が深刻さを増している。総務省が31日発表した2月の完全失業率(季節調整値)は4.4%で前月に比べ0.3ポイント悪化した。厚生労働省が同日発表した有効求人倍率(求職者1人に対する求人数、季節調整値)は0.59倍と前月より0.08ポイントも低下。落ち込み幅は第1次オイルショック後の1974年以来の水準だ。企業は残業時間を大幅に減らし、従業員の給与の目減りも目立ち、景気を下支えする個人消費の悪化が懸念されている。

世界の経済情勢は、国民にとっては徐々に迫っていると言える。国の政策もメインは、株の買い支えのみという印象しかなく、日本から世界の不景気を変えるというようなものではない。
今後、このような状況が進めば、どのような世界が待っているのか予想もつかないところにきている。

もう一つ

北朝鮮が核弾頭の小型化に成功し、各地にテポドンを配備しているというニュース。上手く時間稼ぎをさせられたという結果になった。
あのアメリカの外交は一体なんだったのだろうと思わざる得ない。あのような国家が、正直に核開発をやめるわけも無く、それを信じたものが馬鹿だったと言う事になる。
これで北朝鮮も手持ちのカードが増えたわけで、それを今後も有効に利用しようとするだろう。今後の日本の対応は、どうすべきなのだろうか?
アメリカの核の傘の下で身をすくめているのか、平和的外交努力でこの問題を解決するのか、はたまた日本も核武装を行って緊張を高めるのか、この問題、この先を予想するのが甚だ難しくなったと言える。

何故この時代にこのような難問が次々と出てくるのか、麻生総理も頭を抱えている事だろう。