話題

 今日も朝は曇り空である。連休中の青空が恋しいくらいである。朝の気温も8度と少しは暖かい。日中は20度近くまで行くのであろうか。 

 今日の話題は、何と言っても小沢代表の辞任である。これはあくまで辞任であり議員辞職ではない。本人は、献金問題で辞任するわけではないと力説している。

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日経ネット引用(http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt246/20090511AS3S1101O11052009.html) 

日本のために、また国民にとって、民主党にとって、そして私自身にとっても、何が何でもここで勝たなければならないのである。

 それを達成するためには、党内の結束・団結が絶対不可欠の条件である。党内が乱れていたのでは、総選挙に勝利することはできない。逆に、挙党一致で臨みさえすれば、必ず勝利することができると確信している。

 私が代表の職にとどまることにより、挙党一致の態勢を強固にする上で少しでも差し障りがあるとするならば、それは決して私の本意ではない。政権交代という大目標を達成するために、自ら身を引くことで、民主党の団結を強め、挙党一致をより強固なものにしたいと判断した次第だ。まさに身を捨て、必ず勝利する。私の覚悟、私の決断はその一点にある。

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またこれに関して、西松事件のその後が気がかりであるが、それに関して

日経ネット引用(http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090512AT1G1103N11052009.html

検察幹部、西松事件捜査の意義を強調 手法巡り内部に異論も

 西松建設の巨額献金事件で、民主党小沢一郎代表の秘書逮捕から2カ月余り。法務・検察幹部は11日、突然の辞任表明を冷静に受け止めた。衆院選を控えた時期の着手など捜査手法への疑問は検察OBなど内外で消えておらず、幹部らは事件の意義や捜査の公正さを改めて強調した。

 「(辞任は)想定できた」。小沢氏が代表辞任を表明したこの日夕方、検察幹部の1人は努めて平静な様子で話した。(07:00)

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 当初、自民党議員への捜査もあるとリークされていたようだが、それは花火のように消えてしまった。
 「自民党には波及しない」と語った自民党関係者の談話はその通りの結末だったわけである。「巨悪は眠らせない」との言葉が以前の政界捜査の折り聞かれた言葉である。それがお飾りではなく捜査の王道として検察は仕事をするべきである。国民は法の下の平等を見ていることを望んでいるわけで、これで小沢さんへの捜査がやりやすくなったとしたら粛々と捜査すべきである。更に他の関係者についてもきちんとした捜査が必要なのは言うまでも無い。
 もし何ら成果を上げずに、この問題が決着したとしたら、検察の意図的な捜査と言われても仕方が無いだろう。

 人間何時か寿命を迎える。小沢さんも大病を乗り越えここまで政治を行ってきたわけである。後もう少しで自分の望みが叶うところまで来てこの結果は相当悔しい事だろう。しかし、これも散り際が大切である。晩節を汚すことなく国民に小沢ありというところを見せて欲しいものである。