酒井事件

 曇り。風はなし。気温もそれ程低くない。

 
 相変わらず、酒井容疑者の話題をTVでやっている。流れは既に、浪花節状態で、子供の事、芸能界復帰の事まで語られるようになってきた。この流れを見ると芸能界というのは別世界であるということを感じさせる。

引用 スポニチ(http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20090904004.html

酒井法子被告…拘置所から事務所に謝罪の手紙

 酒井法子被告の元所属事務所「サンミュージック」の元会長、相澤秀禎氏(79)のもとには3日、酒井被告から手紙が届いた。元社長の相澤正久氏(60)は「拘置所から酒井の手紙が届いたということは聞きました。手紙の内容は分かりません」としたが、謝罪と後悔の念がつづられていた。酒井被告は8月3日未明から行方不明になって以降、同事務所に一切、連絡をしていなかった。


 その傍らに存在するTV業界もある意味タブーなどないような世界であり、世間とその別世界の橋渡し役をする存在なんだと改めて感じる。
 
 この事件が発生して直ぐは、押尾容疑者の件と合わせて芸能界の麻薬汚染を摘発するような事をマスコミは、はやしたてていた。自分も次はどの芸能人が逮捕されるのか、興味半分でこの話題を気にしていたのだが、この程度の結末を迎えたわけである。

 何と言うのだろうか、やはり芸能界の中の互助組織というものが見えない形で存在し、その互助組織にも嫌われてしまえばただの人になってしまうという事なのだろう。芸能界はその姿を常に晒し続ける必要があるため仕方がないことなのだろうが、ある意味治外法権に近い部分がある。
 芸人自体が、自分のプライバシーを切り売りする職業である。その切り売りするものがなくなれば消えていくのだろうし、消えていかないために、色々な事に手を出し続けなくては成らない。それが出来なく成るのがある意味恐怖なのだろう。