インフルエンザ

 雨が上がったがまだ曇り空が広がっている。空気は生ぬるい。今回の雨雲は、太平洋側の暖かい空気が入り込んで出来た雨雲のため、当然その空気は暖かく湿っている。
 昨日の夜中は、雷が鳴り響いていたが、それ程強い雨が降るというのでもなかった。

 あっという間の土曜日が来てしまった。8月末と、9月初めに跨った週のため、月末処理が終わってほっとしている。

 相変わらず、新型インフルエンザが蔓延している。このインフルエンザも豚インフルエンザと呼ばれていたが、畜産業界への影響から、新型インフルエンザと呼びかえられたのだが、もうそろそろ発生から一年が経とうとしているが、この新型という呼び名はいつまでの呼び名なのだろうか。
 鳥インフルエンザのヒト型が来年流行ると仮定した場合、そちらの方が人に流行する新型と考えられるため、そちらも新型となった場合、今回のインフルエンザに別な名前をつけなければならなくなる。
 
 インフルエンザは、人に流行するものとしてA、B、Cに分かれる。今回の新型インフルエンザは、その中のA型に分類されるのである。
 A型については、古くからあるAソ連型とA香港型と人に大流行するインフルエンザには名前が付けられている。その例でいくと今回のインフルエンザは、最初に流行した地を取ってAメキシコ型とでも名づけられるのだろうか?その場合メキシコから抗議が来るかもしれない。
 でも再度、豚インフルエンザと呼ばれることはもう無いだろう。

 徐々に厚労省の対応が明らかになっているが、


 引用 FNNニュース(http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161862.html
新型インフルエンザ 流行ピーク時、1週間で約76万人が感染する可能性 厚労省発表

感染の拡大を続ける新型インフルエンザは、今後、流行のピークには、1週間でおよそ76万人が感染する可能性があると、厚生労働省が明らかにした。
厚生労働省は、国民の20%が感染する場合の新たな流行のシミュレーションを発表した。
それによると、流行のピークは9〜10週で、現在は、3〜4週目の段階とみられていることから、10月上旬にもピークを迎えるものとみられる。

 
 と報じられているように、ワクチンが摂取が10月以降に行われるとしても、流行のピークにワクチン接種が間に合わない事に成る。また、このワクチンが必ずしも100%免疫を獲得させるものでないため、この感染のスピードから言うと間に合わなかったという事に成るのだろう。

 それでも、今回のインフルエンザ、日本国内でも死亡者が報告されているが、それでも昔のスペイン風邪などの大流行の際の死者数と比べればそれ程の被害ではない。これもタミフル、リレンザなどの特効薬があったからといえる。
 
 まだ流行が終わったわけではないが、今回の経験は、次に大流行するであろう鳥インフルエンザの防疫策を立てるための良い教訓になるのではないないだろうか。