札幌 vs 愛媛

 
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 午前中は曇り空の厚別、午後から晴れる予定だが、試合開始時はまだ空は曇っていた。そして今日のイベントは、9月6日でクロとゴロあわせで、黒い服を着てきた人にドーレ君の缶バッチが貰える。そして着いた時は既に行列が出来ていた。
 そしてバッチを手渡してくれるのが、札幌の選手である石井選手と曳地選手であった。この場所に石井選手が居るのは本当に残念。札幌を代表するFWになっているはずなのに。

 試合は、本当に札幌の動きは悪かった。ゴール近くにボールは運ぶのに大事なところでミスをする。連戦の疲れなのか?ダニルソン選手は、ボールを奪うのだがパスミスが多い。更に宮澤選手にボールを集めるのだが中々上手くつながらない。
 更に愛媛の守備は、ゴール前をコンパクトに固め、札幌の攻撃を跳ね返す。CKも良いボールが入るのだが、あわせることが出来ず札幌の本当に惜しいシュートは前半無かった。

 そして最初の得点は、愛媛に入る。古田選手が一度ボールに絡んだのだが、相手のボールになり上がったボールを見事なヘディングを決められる。
 そのまま前半終了。

 後半も、やはり札幌の動きは悪い。攻撃はするのだが上手くボールがつながらない。更に前半不調だった宮澤選手に代わり砂川選手が入り、古田選手が真ん中、西選手が宮澤選手の位置に下がる。
 砂川選手がポジションチェンジをしながらチャンスを作るが呼吸が合わない。そうしているうちに、またもや愛媛に追加点を入れられる。これで火が付いた札幌は、攻めに出る。そして札幌はFKのチャンスを得る、砂川選手がそのFKをけり、それを西嶋選手が頭で落とし、キリノ選手が押し込む。

 そしてその後今日は目立たなかった、古田選手と疲れの見える上里選手に代わり、ラファエル選手、中山選手が入る。ここで漸く札幌のエンジンがかかる。
 
 札幌側から上がったボールにキリノ選手が抜け出し、フリーとなりゴール前に折り返す、それをハファエル選手がゴール。
 今までゴールが入らなかったのが、嘘のように決まり何と同点となる。札幌に攻撃の選手が入ったため、愛媛が守勢になったことが原因か?
 札幌はその後も勝利を目指し、攻めに攻める。
 右サイドを上がったハファエル選手が、シュートを放つ、一度弾かれたがダニルソン選手がミドルシュートを決め札幌が逆転する。
 あとは、冷静に時間をかけて相手の攻撃を防いで逃げ切った。

 前半と後半の札幌は別のチームだった。相手の愛媛もこの結果になるとは想像しなかっただろう。
 やはり札幌が負け無しで来ていると言っても、この連戦は若手選手の体力を奪っていたようだ。それを見切って選手交代した札幌の作戦勝ち。これも選手層が厚くなった結果である。
 それにしても目指すJ1に首の皮一枚でぶら下がっている状況は変わらない。次節、ここまで札幌の連勝のキーマンだった石川選手が出場停止。代わりは吉弘選手になるのだろうが、何とか連勝して欲しい。