オリンピック

 曇り空が広がっている。これがもう少しすれば晴れ間に変わるらしい。確かに雲の色は白い。

引用 日経ネット(http://sports.nikkei.co.jp/index.aspx?n=AS1G0204X%2002102009) 
 2016年五輪、リオデジャネイロで 東京、2回目投票で落選
 【コペンハーゲン=石井敦】国際オリンピック委員会(IOC)は2日、コペンハーゲン市内で開いた総会で、2016年夏季五輪の開催地にリオデジャネイロ(ブラジル)を選出した。南米での開催は五輪史上初めてとなる。「環境五輪」を前面に押し出し、52年ぶり2回目の開催を目指した東京は1回目で22票と3位だったが、2回目の投票で20票で落選。1988年五輪に立候補した名古屋、08年五輪の大阪に続き誘致はならなかった。

  • -

 東京がオリンピック誘致に失敗した。初めはあれ程冷めていた国民が、もしかしたら東京に来るのかもしれないという少し持った期待も実らなかった。

 もしかすると2016年頃には、世界の勢力図は大幅に塗り替えられているかもしれない。それは、今まで繁栄を誇っていた欧米が今回の不景気でその勢いを失い、それに変わり、南米、アフリカなどの今までどちらかと言うと欧米の植民地だった歴史を持つ国が次の時代を担う可能性がある。
 ただしこれについては何の根拠も無い。後7年では無理かもしれないが、今まで文明を謳歌し何かと世界に問題を起こしてきたアメリカは、徐々に勢いを失っていくだろうことは予想できる。
 後、ヨーロッパ、EU、日本も例外ではない。更に中国も、社会主義国としての有り方が今後とわれ変化があるだろう。そうした中で次に台等する国はインドかもしれない。そしてその次がブラジルと言う可能性がある。

 物事には必ず「盛者必衰の理」がある。そこからどのように復活するかが将来の繁栄の鍵となる。やはりそこに必要なのは、次を担う人間がどれだけいるかということである。確かに日本は、教育レベルが高いかもしれないが、世界の中で渡り歩ける程バイタリティのある人間は少ない。少なくとも日本を飛び出し自分ひとりの力で物事を切り拓いていく事が出来る若者は小数だろう。
 これから、20年、30年先に活躍できる若者を育てる事が日本の教育機関の義務だと思う。