国益

 曇り、ただしそれも朝日が昇る東の空に雲があるためで、空の中央はポッカリと空いている。天気予報的な表現では、晴れ時々曇りと言う予報になるのだろう。

 

引用 読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20091027-OYT8T01323.htm
八ッ場ダム再検証に不満 知事「いつまでという言葉ない」
 前原国土交通相が建設中止を表明していた八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の再検証と代替案提示の方針を打ち出したことについて、森田知事は27日、「総枠で説明する、検証するというのは分かるが、いつまでっていう言葉がでてこない」と不満を表明した。前橋市内で前原国交相と建設中止の撤回を求める6都県知事との会談後、記者団の質問に答えた。

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この問題、国益がどこにあるかがきちんと問われなければ成らない。
 知事は、地方を代表する人間である。地域住民を最重点に考えるのは致し方ないとは思う、しかしこのような無駄遣いが積もり積もって日本の借金が作られてきたとするなら、国の方針として改めるものは改めなければならない。
 それが、今回の選挙の国民の意思だと思う。ただし、ここで議論するのは最初に上げたように国益が全てに優先されるわけではない。そこに住む住民が不利益を被る国策は、やはり歯止めを掛けるべきである。
 その議論をしなければいけないということである。地方都市の要望を全て受け入れていては、財源が幾ら有っても足りないのは事実だろう。そこで更に国民から税金を取ることは、国の経済成長を妨げる事に繋がる。そこで事業を取捨選択をするのは当然で、そこからこの問題は討議されなくてはならないだろう。

 自分は地方分権に賛成するものだが、地方に無能な首長がいればそれも混乱を生むと言う事を実感させられた。その地方の住民が正しい選択を必ずするとは限らず、どこか暴走する地方は必ず出てくるだろう。その歯止めも地方分権には必要になるだろう。
 理想的な国を作るのは本当に難しい。