眠れぬ夜は

 曇り、外は非常に寒い、4,5度程度だろうか、今日の夕方には初雪が降ると予報されている。さすがに明日は11月に入るので雪が降るのはおかしくない出来事である。まあ根雪になるほどは降らないだろう。

 昨日、笑点の顔であった三遊亭円楽師匠が亡くなられた。哀悼の意を表したい。

 毎年或いは毎月、昭和を歩んできた方が亡くなる。これは人間と言う生き物が寿命を持っているのだから仕方がないことである。更に昭和の時代が長く続きそして平成の時代も21年も経てば、昭和を生きてきた人が徐々に消えていくのも道理である。

 何と言うか、自分も昭和の申し子で、生きてきた年齢も平均寿命の半分を越え、人生のゴールが何時来ても可笑しくない年齢になると色々考える事もある。
 またそれを考えると眠れなくなるという事も良くわかる。ある人は、夜が来るのが怖いという。その一人で眠る時間の間に朝が迎えられなかったらと思うと眠れないという。そのため、アルコールや睡眠薬の力を借りる事になってしまうという。
 
 年を重ねる毎に確かに夜眠る時間が遅くなり早く目覚めてしまうようになる。まあ他の人から言わせれば、直ぐに鼾をかいて寝てしまうと評されるのだが、自分ではそうでもないと思ってしまうのである。
 
 確かに、寝る前の一杯は、有効な人も居れば有効でない人も居る。自分は、一杯のお酒が神経を覚醒させるタイプである。そのため眠るには逆効果の場合が多い。眠たくなるまで飲むと、今度は夜中に尿意で目が覚めることになる。更に深酒は次の日の二日酔いに繋がる。若い時はそれでも一日過ごせるが、年をとると次の日の二日酔いは最悪である。

 という事で眠れぬ夜は何をしているかというと、答えは起きているである。眠気が起きるまで起きている。その間TV或いは本を読む時もある。ただし余り面白いTVや本は目が冴える事があるのでよした方が良い。
 そして朝は普通通り起きる。これは勤めもあるので自然と目が覚めるので寝過ごす事は殆ど無い。そして夜を迎えるようにすれば何時か自然と夜に眠りにつける日が来るのである。
 その間、決して昼寝はしないようにしなければいけない。10分程度の昼寝であれば問題ないだろうが、それ以上であれば夜の睡眠の妨げになる。