予防接種

 今日の朝は、今年一番の寒さである。今年の冬は始まったばかりで何と比較してといわれるかもしれないが、体感では−10度前後の気温である。
 朝のニュースでは、普段降らない九州の映像があったが、自分が住んでいるところは積雪ゼロである。南北が逆転した感じである。北海道も日本海側、太平洋側で積雪量が全く違うので、日本全体でも日本海側の積雪が多いと言うことだろう。

引用 北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/205844.html

中高生、年内に接種 新型ワクチン 21日から予約開始 (12/17 07:08、12/17 09:09 更新)

 道は16日、厚生労働省が中高生への新型インフルエンザワクチンの接種回数を2回から1回に変更したことを受け、道内中高生への接種開始時期を年内に前倒しする方針を固めた。21日から全道の医療機関で予約を受け付け、28日から接種を始める方向で最終調整している。

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 この問題、お上は、机上で物事を考えるので決めるのは簡単だろうが、医療機関はそれを準備するのはそう簡単ではない。却って区別をすることで事務処理が煩雑になったり、それに加えて保健所から、年齢、条件などでどれだけの人数に接種したかの報告を求めるなど、最早暴虐と言って良い状態である。

 今回のワクチン接種も、医療機関にも温度差がある。これをするために他の病気で病院に掛かる人の診療時間が取れなくなってしまう。そのためいつもより待ち時間が長くなるなどの弊害も出ている。

 今年は間に合わないかもしれないが、こう言った特例を作るなら、学校、保健センターなどに出張して予防接種を行うべきだろう。ワクチン接種による副作用の出現の対処を恐れる余り、病医院にその責任を転嫁しているとしか考えられない。
 
 政権が変わっても、相変わらず責任のあることは自分でやりたがらない体質は変わらないのだろう。