寒い日

 曇り、朝方は日も差していたのだが、急激に日が陰り出してしまった。気温は間違いなく低い。今週末はゴールデンウィークなのだが、このまま冷え込んでしまいそうである。

 今日の朝のTVは、普天間事業仕分け、エリカ様の話題だった。日本て変としか思わなかった。

 今までの歴史が国民を作ってきた。仕事があり、世界の中の一流を目指して企業は切磋琢磨する目的があった。それによりそれなりな生活ができ子供もそれなりに育てることが出来る総中流の生活ができた時代。

 それに慣らされた国民が何時かは堕落するのは、日本でも世界でも例は上げればキリがない。

 栄誉栄華は何時かはその幕を閉じる。それを生き延びさせるには、国民全員に一定の刺激を与えなければならない。それが戦争であったり、飢饉であったりしたわけである。

 その時点で国民が目を覚まし時代が変わったことを知らされてきたわけである。

 今回の、経済危機は国民に危機を知らせるには不充分だった様である。この先世界の経済が回復しても、昔の日本は帰って来ないだろう。

 一番の問題は、日本が目指す先だろう。今本当に日本は崖っぷちに来ている。しかしその崖を見ないようにして皆で進んできたため、その危機意識は薄い。自分の生活が変わらなければ何の不満も産むことはない。

 

 しかし、国も今後の危機について明確に国民に伝えるべきである。その危機を乗り越えるために何をしなければならないのかを明確にすべきだろう。

 それを訴える政治家が一人でも多く登場して欲しいものである。