マイクロソフト

 晴れ。朝が晴れているのは久しぶりである。気温は、それなりに低くマイナス10度近くには下がっている。

 
引用 CNN(http://www.cnn.co.jp/business/CNN201001290015.html

マイクロソフトが大幅増益 ウィンドウズ7の販売好調で
ニューヨーク(CNNMoney) 米ソフトウエア大手マイクロソフトが28日発表した2009年10―12月期の決算は、純利益が前年同期比60%増の67億ドルを記録し、売上高も同14%増の190億ドルと、4四半期ぶりに増収に転じた。同年10月発売の基本ソフト(OS)「ウインドウズ7」の販売が好調だったことが最大の要因とみられる。

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 この件、もう一つの要因に以下のような出来事が日本ではある。

引用 北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/212701.html

  道のPCソフト違法コピー さらに1万6700本判明 (01/29 09:22、01/29 09:35 更新)
 道職員が公用のパソコンで違法コピーしたソフトを使っていた問題で、これまでに判明している4739本のほかに、道と道立学校で計1万6731本が使用されていたことが28日分かった。違法コピーが見つかったソフトの製造会社は道庁分で88社、道立学校分で60社に上る。

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 この時期、マイクロソフトの電話攻勢は凄かった。これに怯えて相当数のユーザーが製品版を購入したと思われる。

 結果この時期の日本での売上は、相当な金額になったと思われる。

 今までどれ程の数が不正利用されていたか。更に今後マイクロソフトの業績が下がる様な事になれば、更なる不正利用の摘発が続くと思われる。
 
 しかし、マイクロソフトの製品にも陰りが出ている事も事実である。

 例えば、ソフトで言えばOpenOffice、OSでいえばLinuxと今年中に登場すると思われるChromeOSなど、巨人に挑む挑戦者は存在する。

 今後も一社独占でOSやソフトを提供出来るか疑問で、この件が契機となりマイクロソフト離れが加速する可能性もある。
 今のマイクロソフトは、日本と同様タンス預金を吐き出した格好で次が無い状態とも言える。

 ただし、今までも軒並みライバルを叩き潰すか、傘下に加えることで競争相手を減らしてきた経緯がある。その手を緩めること無く突き進む力は元からあるので、その力を上手く発揮すれば、この地位を保つことは可能だろう。

 マイクロソフトのライバルに日本企業の名前が無いのが非常に残念である。