今日も寒いです。

 今朝の冷え込みも厳しかった。一日中ストーブを着けていても部屋の室温は中々上がらない、本当に冷え切った状態だった。
 一日中外の気温がマイナス15度前後だったので、家がそのまま冷凍庫に入ったままだったことを考えればそれも当然のことなのだが。

 空は曇で、灰色の低い雲がそら一面覆っている。これから日中は雪で、時折吹雪くことがあるようで、この寒さで風が吹いたなら外出を控えた方が得策である。


 今日も国民をゲンなりさせる話題が続く。まさしく弱り目にたたり目だろう。

引用 日経ネット(http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100206ATDD0507505022010.html

トヨタ社長、安全・安心へ全力 プリウス不具合「迅速に対応」
 トヨタ自動車豊田章男社長は5日、ハイブリッド車「プリウス」のブレーキ不具合など品質問題が相次いでいることを受け名古屋市内で記者会見し、「多くのお客様にご迷惑、ご心配をおかけしたことを心からおわび申し上げます」と陳謝した。プリウスの不具合については可能な限り迅速に対応する考えを表明し、販売台数よりも「顧客の安全、安心を第一に考える」と強調した。

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 創業家出身のトップであっても、トップダウンが出来ない組織の末路は哀れである。トヨタ本体が象の体になってしまった感がある。足元の景色が見えにくいのだろう。
 今やるべき事は、スピードである。会社の方針を先延ばししていては埒があかない。やるべき事をやることが今は大事である。


引用 読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100206-OYT1T00042.htm

神奈川県警の不正経理、国費含めて14億円

 神奈川県警の不正経理問題で、県警は5日、2003〜08年度の6年間の不正経理が、県費の約13億円のほか国費にも約9000万円あったと発表した。

 不正経理は全108部署で9670件、総額約14億円となった。架空発注で業者に現金をプールする「預け」は、54の全警察署を含む102部署で約7億5000万円(5734件)に上り、約3400万円が図書券などの金券で納入、換金されていた。

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 これも小沢問題に匹敵する不祥事である。北海道警にも裏金問題があったが、し裏金の首謀者が逮捕起訴されたと言う話しは聞かない。
 
 小沢問題も、不透明な金の扱いについては、きちんと説明すべきだろう。言えない金の動きは当然あるのだろうが、今回指摘された不明朗な金は、しかるべき処理をすべきだろう。
 可能なら税金でまかなわれる政党活動費は辞退することぐらいはしなければいけないだろう。

 県警の裏金問題も、慣習的に行われ長年続いてきたものだろう。確かに緊急に必要なお金も当然ある。毎回経理に伺いを立ててお金を貰っていては捜査に支障をきたすこともあっただろう。
 更に個人で立て替えても全額戻るとは限らないような場合もある。そこからこう言った悪しき慣習が生まれたのは容易に想像が付く。
 たしかにこの方式は、簡単で便利なのだが、いかんせん公の財布と個人の財布を混同するようになるのは、時間の問題である。人間それ程、聖人君子ではない。

 もう一つマイナスなのは、経度の不正を行ってしまうと、それを行った人間の感覚が麻痺してくることである。
 自分たちの犯罪を物差しにして現実の犯罪もその感覚で見るようになることである。自分たちが如何に正しい事をしていてもいつかその行為が公になった場合、そのダメージは相当なものである。

 平凡な人生を送りたいのなら、そういった汚い金に近寄らない事が一番大事である。もしその金を管理することで余得があったとしても、残りの人生を台無しにしては元も子もない。
 波乱の人生を送りたいのなら、積極的に管理する側に回ろう。そうして波乱万丈の人生を送るのも、一度しか無い人生であるから否定はしない。