遂にと言うかとうとうと言うか、LS-XHLのファームウエアーのアップデートがアップされていた。
「HD録画対応アップデート」のファームウエアーバージョンは、1.26である。
本当にこのアップデートは待ち遠しかった。スカパーのHD対応チューナーを購入したのが、3月初旬。その際、外部接続HDDに録画可能と言うことを知り、HDDを購入することとした。
対応の機種はBuffaloとIOーDATAの2種類。ヤマダ電機で探したところ、有ったのはbuffaloのLS-XHLのみだった。
購入時のパッケージを見てドライバーのアップデートが必要だと思ったが、その記載が今冬以降と書かれていたので既に対応済みだと誤解していた。しかし、いざ接続し、その時の最新バージョンにアップデートしても接続できない。
良く良く調べてみると、なんとまだ未対応だった。その後メールで問い合わせしたが、対応時期未定の返事。そのまま3月が終わり4月が過ぎた今日5月5日にホームページを見ると対応の記載があった。
ここでアップデートの方法を書く。きっと中々接続できない人がいて困っているだろうと思うので。
1.まず本体をインターネットに接続する。その際、NASNavigator2を別なパソコンにインストールしておく必要がある。これは説明書に記載されている。
2.本体をネットワークに接続したあと、ファームウェアーのアップデートをする。まずPC側でファイルをダウンロード(http://buffalo.jp/download/driver/hd/ls_fw.html)しておく。
そして、PC側で解凍し、その解凍したsetupを起動する。そしてアップデート終了まで気長にまつ。この際、電源は落とさない。
3.NASNavigator2でファームウェアーが1.26にバージョンアップされたことを確認する。
普通このままスカパーチューナーに接続すれば、直ぐに使えるものと勘違いする。しかし、使えない。何故?
実は、ここでHDDをDTCP-IP機能アップデートしなければならないのだ。これに気づくか気づかないかが勝負の分かれ目となる。
4.まず、PCとHDDをネットワーク接続し、NASNavigator2でHDDと繋ぐ。認識されたHDDドライブを右クリックしプロパティを開き、本体にPC側からWEB接続する。
5.ログイン時のパスワードを聞かれるが、これは変えていなければ初期設定のままである。
6.ログインした後、「その他」から「メディアアーバー」をクリックすると「DTCP-IP機能アップデート」がまだ済んでいないとメッセージがでます。
7.ここでまた、インターネットに接続し、「DTCP-IP機能アップデート」をする必要がある。
きっとここまで小一時間ほど掛かっているに違いない。もう少し簡単にアップデートできたらと思う。
だれもこの手順まで気づかないだろう。
だから、このアップデートは、本体を必ずインターネットに接続できる環境を構築して置く必要がある。
更にスカパーのチューナーのネットワークアドレスの設定を行う必要がある。だから、ある程度ネットワーク接続の基礎知識は必要である。
その知識が不十分な場合のフォローが少ないので、それが不安な場合は、この製品を購入せずデジタルビデオレコーダーを購入する方が良いだろう。