W杯 日本代表

 昨日の夜の雨は、一時的に降り止んだのだが、また朝方から勢い良く降り始めてきた。今日は一日中雨模様らしい。

 
 昨日の日韓戦、これがベスト4を狙うチームとは思えない戦いぶりだった。やはり得点を取る選手が居なければ試合に勝つことは出来ない事を証明してくれた。
 更に守備も韓国相手に押されるようでは、この先にある本番の対戦相手には堪えきることは出来ないだろう。

 オシム監督から急に岡田監督に交代してから2年間、一体何を変えてきたのかと目も覆いたく成るようなチームの仕上がり具合である。日本の底上げが結局何も無かった事になる。
 このままでは、ワールドカップと言う貴重な経験を、ただ出場したという選手の自己満足で終わってしまう可能性が高く成って来た。
 これなら、次の4年後を見据えた選手構成で出場する方が選手の経験に繋がるだろう。

試合後の岡田監督の会見の言葉
引用 スポーツ報知(http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20100525-OHT1T00072.htm

 「韓国に1年に2回も負けて申し訳ありません。当然、責任問題と言われると思います。会長にも問いただしました。いや、尋ねましたけど、『やれ』ということだったので、前へ進むしかないと思います」。どのような言葉で尋ねたのかを報道陣に問われると「続けてもいいのですか? 会長もいろいろ言われると思いますよ」と問いかけたという。

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 敗戦後の監督会見の言葉、全マスコミに報じられることが判っていながらの本番前の白旗宣言。この人は、本当に選手の気持ちを理解しているのだろうか?目の前で降伏する指揮官に死ぬ気で着いていけると本当に考えて発言しているのだろうか?
 理解に苦しむ。

 指揮官の言葉は、こんな軽いものであってはならない。何故なら本当に自信が無いのなら辞める機会は何度かあった。その時に辞めないでこの時期まで引き伸ばす頭の悪さに呆れてしまうしか無い。
 その発言を許す犬飼会長の責任も重い。このままズルズルと本大会で3連敗し、次のワールドカップまでのモチベーションを下げてしまった場合、4年後の出場の可能性を失うことにも繋がりかねない。それで良しと考えるとしたら、会長も同罪である。
 2人揃って日本サッカー会からご退場願うべきだろう。