ヨサコイ

 曇り、昨日の夕方から急激に気温が下がり朝方は10度以下に成ってしまった。昨日は、朝の陽気で気軽に半袖で出かけたのだが、帰りの寒さに風邪を引きそうな思いをしてしまった。

 今週末は、札幌もヨサコイが始まるらしい。ヨサコイも最初の熱気が覚めてきたように思う。やはり年月はマンネリ感を生み、それを改革する必要が有るのだが、それができるような組織を作ることの難しさが当然有るだろう。

 さらに今週にサッカーのワールド杯が始まるが、この大会もずっとつづいている大会だが、やはり見るものを飽きさせないように試行錯誤を繰り返している。伝統だからといって変えていけないと言うわけではない、変えていける部分は大いに変えていかなければ、見栄えのしないものになるのは当然である。

 ヨサコイも同様に、大通りを閉鎖して踊りを見せるのだが、あの踊りの参加者が全て一斉に踊りだす空間があればと思う。大通りにはもう既に大勢の踊り子と見物客が一緒になって踊る場所はない。
 また最悪なのは、あの有料の観客席で有る。観客席の有料化の問題はひとまずは置くとして、あの舞台の存在が却って見るものの視界を防ぎ観客との一体感を削いでいる。
 祭りに参加するのは、踊り子は勿論のこと観客も雰囲気作りには重要な役割を果たす。踊る姿を見て観客が声援を上げるそれが一体となって興奮は高まるはずである。
 だから見るものを制限するあのスタンド型の観客席はマイナスで有る。もし作るとしたら、10メートル程の長さのスタンドを10メートル程度間を開けて設置し、踊る姿がどこからでも視界に入る様にすべきだろう。