過信

 晴れ、風は涼しい。

 引用 北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/312679.html

左折の大型トラック、自転車巻き込む 札幌市東区、18歳女性死亡

 18日午前8時50分ごろ、札幌市東区東苗穂6の1の国道交差点で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた同市東区東苗穂7の3、大学1年生が大型トラックにひかれ、全身を強く打ち、間もなく死亡した。

 我々は、いつも注意深くなく生きていない、普段は「何々だろう」という思い込みで行動していることが多い。

 引用した事故もまさしく、交通規則があり青信号だからそのまま横断歩道を渡ったが事故に遭ってしまった上での事故だった。

 普段、青信号で渡っていれば90%程度は無事に通り過ぎることが可能だったに違いない。しかし、きっと事故に遭われた方も何回かひやりとした経験が有ったのではないだろうか。

 交通規則がきちんと守られていればこういった事故は起きなかっただろう。しかし、世の中法律があるからと言って全てがそれを守る人たちばかりではない。そういった人がいないからこそ法律ができることも多い。

 最近というか以前からなのだろうが、交通規則を守ることをしない人が多い。特に自転車や歩行者更に車まで交通規則を守らない人を見かけない日は無い。

 

 そういった交通規則を守らない人たちは、明らかに「何々だろう」という行動をしている。それは、自分の姿は誰にも認められ自分に対して危害を加えようとする人は居ないという論理である。

 そこに自分が事故に遭い傷つく姿は見えていない。事故に遭った後に、自分の過信を後悔するのだろう。

 人が家を出たらそこは思ったほど安全な世界が広がっているわけではない。何時も周りに危険が潜みそれを避けながら生活しているのである。

 

 そういったことで人の命が簡単に失われていくことは本当に残念なことである。