スーペルコパ

 曇り、時折雲の隙間から日が差すが、雲が多いためすぐに隠れてしまう。


 WOWOWでスーペルコパを見たのだが、本当に流れるような美しいサッカーをする。時折主審を欺くプレーをするがそれも試合の彩と思えば良いのだろう。

 日本代表のサッカーも進歩が著しいが、その上を行く両チームの戦いである。まだ開幕前のため慣らし運転に近いものがあるのだろうが、それでも見せる動きは見るものをうならせる。

 その一つがパスを受ける動作である。トラップする時必ずと言っていいほど次に動き出す方向に止める。そのためまるでボールが吸い付くように移動する。あの動きは、本当に見事である。

 

 そのトラップが上手いので選手は、余り動かない。相手が自分に寄って来ても交わすことができるため余裕のある動きでまずボールを失わない。動いてボールを受けるのは殆どが相手の隙間を抜くスルーパスの時である。

 Jリーグの選手を引き合いに出してしまっては申し訳ないのだが、トラップが大きく、動かないでパスを受けると相手にとられてしまうことが多い。更に余裕が無いので上手くトラップしたとしてもそのボールを上手く味方につなげないことが多い。

 そのため相手のいない、スペースに走り込んでパスを受けることになる。それが悪いというわけではない。相手のいないところでパスを受けることができれば次の動作に移りやすい。ただしゴールに近づけば近づくほどスペースが無くなり、パスが詰まってしまうことが多いためシュートに持ち込めないのが弱点である。

 その弱点の部分を技術で相手を交わしシュートを打つことができれば得点のチャンスは増える。そのストライカーが日本には少ない。

 密集の中で技術で相手を交わしシュートできる選手が増えれば、もっと日本のサッカーは進歩するだろう。そういった選手が若年世代から出だしているのは将来に向けて本当に楽しみである。

 ただ、バルセロナ、レアルの選手たちの域に達するまでどれ程の時間が必要なのだろうか、その将来を思うのもまた楽しい時である。