小麦加水分解物含有石鹸

 朝から雨、今日一日雨模様らしい。気温は、その影響で比較的暖かい。

 

 以前から話題になっていたのに、何故か消費者庁の動きは遅かった「あきらめないで」でお馴染みの石鹸。

引用 毎日新聞http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111117ddm012040050000c.html

茶のしずく石鹸:アレルギー問題 注意喚起8カ月遅れ 消費者庁厚労省、連携不足

 「悠香」(本社・福岡県大野城市)が通信販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品の使用者に小麦アレルギーの発症が相次いだ問題で、消費者庁が10年10月に厚生労働省から被害例の報告を受けていながら、消費者向けの注意喚起が11年6月まで遅れたことが分かった。同庁の福嶋浩彦長官は16日の会見で「反省しなければならない」と釈明した。

 

 これ程動きが遅かったのは、色々な癒着があるのではないかと疑われるレベルである。

 これに類した「泡立ちの良い」と謳われる石鹸は他にもあり、消費者庁のページにもそのような情報が得られるかと見に行ってみたら、「小麦加水分解物含有石鹸に関する情報」と言うところには「茶のしずく」のみしかない。

 他にも商品名として新聞には掲載されたのに、あえてこの問題に踏み込まない行政の立ち位置が問題だろう。消費者庁は消費者保護と考えていたが、消費者に対するメーカーの盾としての役割を担うとは。

 民主党政権ができて、最初は、官僚依存から脱却すると言っていたはずなのに、今では、全て官僚におんぶにだっこ状態である。

 政治家に事の事態に対する重大性の認識が余りにも欠けている。これで許されるなら本当に日本の政治は崩壊する。