札幌 vs 水戸

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 この試合、雨の中厚別に行きました。

 天気予報では、午後3時頃から雨となっていたが、午後から既に雨が降っていた。多少の雨ならと思って厚別に向かう。

 午後1時に厚別に着くと、何時もより人影はまばら、この雨の予報で現地観戦をあきらめた人が多かったのではないだろうか。
 
 既にスタンドは、コンサドーレのレインコートの赤で埋まっている。雨などを怖れずに応援に来るサポーターの1群である。

 今日の相手の水戸は、昔、所属した吉原選手、元日本代表の鈴木隆之選手が所属している。更に監督は、昔、岡田監督がチームを辞めるときコンサドーレの監督として推薦した柱谷監督が居る。

 またその時は、一年も持たず解任されてしまったという苦い思い出しかないが、それも過去のことである。

 しかし、試合開始の選手紹介で、柱谷監督がコールされた時、ブーイングが沸き起こる。

 もう既に過去のことだと思うのだが、余程怨念の方が強いのだろう。札幌のサポーターの執念深さの強いこと。

 試合は、札幌、水戸ともまるでノーガードの打ち合いのように攻防が激しいやり取りを行う。
 
 そして、札幌にチャンスが生まれ、内村選手がゴールを決める。

 後半開始早々雨脚は徐々に強くなる中試合は始まる。徐々に雨脚は強くなる。

 後半開始早々、札幌のバックパスを水戸に奪われ同点とされる。残り時間を考えれば、上手く時間を使わなければならないところで同点にされる。

 このまま引き分けるのかと思った人が多かったのではないだろうか?

 しかし、後半の後半、交代で入った選手が活路を見出す。前線でボールをキープした内村選手が上手く後ろをボールを流しそれを岡本選手がシュート。それが見事に決まる。

 雨脚は、既に大粒になり、レインコートは雨を含み始めてしまった。更に気温も低くまさしく忍耐ゲームである。

 試合が速く終わることを祈りながら見ていると、最後の水戸の全員攻撃に少しヒヤッとしたが、2−1で札幌が勝利でゲームが終わる。

 観客は4000人程度といささか寂しいが、それでも個々に来ている人の殆どは、チームがゲームを行えば必ず応援に来てくれる人達である。この先は、必ず増えるだろう。

 それも見ていて楽しい人がいい。