ハリー・ポッターと死の秘宝

 うす曇り、気温は、低い。

 昨日の夜は、映画館に「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 3D」 を見に行った。夏休みだけれどレートショーだったこともあり、観客は10人程と少なかった。

 ちょっと見た感想を書く。

 この映画を3Dで見る必要があるかと聞かれれば、是非にとは言いにくい。それ程立体視を重視した映画の作りではないので、奥行きが有ろうが無かろうがストーリーに影響は無い。
 
 字幕が浮き上がっている分字幕に気を取られてしまい、すこし3Dを堪能できない部分があったので、本当に3Dを見たければ吹き替えか2度見るのが良いだろう。

 そして、これが一番の感想なのだが、あの少年だったポッターが胸毛が生えた立派な大人になってしまったということである。ロンもおなかがだぶついた大人になり、それを見ていると、しみじみと自分も同じように年を取ったのだなと思い知る映画であった。
 
 最後に見た感想は、この映画は、3Dで見ない方がストーリーに集中できたかもしれない。どうしても飛び出す映像に意識が集中し、飛び出さない部分で気を抜いてしまう。そのため、上手く纏まった完結の部分の説得力を少し減じてしまった。

 ただ、これまでこのシリーズを見てきた人にとってやはり最後の結末を見なければ、自分の中のハリー・ポッターが完結しないと思うので、見ることをお勧めする。