タジキスタン戦

 秋晴れ、空には巻雲浮かんでいる。

 昨日の日本代表の試合は、久しぶりにスカッとする勝ち方であった。あれ程の大勝を久しぶりに見たのではないだろうか。

 ああいった試合を見ると、見ている方も楽しいのだが、それとは別にタジキスタンの選手たちが可哀そうに見えてくるのも致し方ないところではある。

 最初から引き気味で守り、攻撃はワントップだけでは相手にボールを持たれ続けるだけで、そのボールをただ追い続けるのはつらいだろう。

 また必要以上に日本の実力を過大評価していたのではないだろうか。それがあの消極策になったのだろうが、あれでは選手のモチベーションは下がるだろうし、あれだったら玉砕戦法ではないが、思い切り前に出た方が試合はしやすかったのではないだろうか?

 次回11月のホームでは、当然今回のような戦法を取るとは限らないし、ある意味加算に攻めてくる可能性もある。日本代表も勝って兜の尾を締めよである。