札幌決戦

 雪、朝から降っているのでこのまま降り積もれば10cm以上の積雪になるのではないだろうか。

 コンサドーレ札幌も、札幌ドーム決戦に向けて練習を続けているだろうが、この雪では練習場所の確保も難しくなるだろう。幸い、今日は札幌ドームでの練習で、明日は宮の沢らしい。しかし、この雪では宮の沢での練習は難しいかもしれない。

 一層の事、札幌ドームではなく厚別で雪の積もったままで行う雪中サッカーを行えば、がぜん札幌が有利になるのではないだろうか?
 
 そういった地の利を生かすことができるのなら秋春制もありなのかもしれないが、その場合グランドは除雪なしで行うことが原則である。

 積雪30から40cmの雪の上の練習は、他チームではおいそれとできないだろう。その代り、札幌の選手は、雪に埋まったボールを探しながら練習しなければならないという試練が待っているのだが。

 雪国のハンディと言ってしまえば、さらっと流されてしまう。どんなに寒いのか実感が無い人間にとって、外気温がマイナスの場所で試合をすることが、更にそれを座って見ている人がどれ程凍えるかを知らないのだ。

 後、今日を含めて練習は2日、2日後には、泣いても笑っても今季のゲームは終わってしまう。
 選手たちは全力で戦うだろうし、見ている我々も本気で応援しなければならない。

 とはいうものの、あいにく自分はドームには行くことができない。満員のドームで声をからして応援する側に回れればどんなに幸せな事だろう。

 札幌の勝利を祈りたい。