野球、サッカー

 晴れ、気温はマイナス10度くらい。真冬の気温である。それでも朝日が顔をのぞかせる時間が着実に早くなってきている。季節の変化を実感させられる。


 ダルビッシュ選手の大リーグ行きが決まった。交渉期間のギリギリまで契約が決まらないのは、ある意味商売人の交渉術である。

 アメリカに渡ってどれ程の活躍をするだろう。野茂選手の活躍が目覚ましく、その後鳴り物入りで入った松坂選手が肥えて故障するという状態になり、更に追い打ちを掛けるように井川選手がマイナー落ちするという、日本のプロ野球の評価を落とした感がある。

 その逆風に対してどれ程素晴らしいピッチングを見せてくれるだろうか期待したい。

 プロ野球は、サッカーと比べて年間の試合数がけた違いに違う。それだもの一試合に掛ける選手の運動量は、野球とサッカーでは違う。

 

 でもサッカーも試合と試合の間でも練習という運動を行うため、その試合の間に何か興業的なものを挟むのも悪くは無いはずである。

 そういったことを考えなければ、サッカー選手の待遇は良くならないし、露出度は上がらない。

 どうしても日本のサッカー環境をヨーロッパのリーガ、プレミアなどと比較してしまいがちだが、あちらはリーグをまたいで色々な試合が組まれ、ビッグクラブに自然と人と金が集まるようになる。

 その点、Jリーグは、市場が日本だけと狭く、金と人の流動性が低いため、ヨーロッパのようなビッグクラブができにくい。

 もし、日本がヨーロッパの近くだったらという感じはある。選手もそういった意味でヨーロッパを目指す思いは強いだろう。

 野球もそうだが、日本国内のスポーツが世界の中ではマイナーで、優れた選手が日本でプレーを選択するのではなく海外で試合をするのは仕方がないのだが、それならもっと逆に優秀な選手を日本に呼べるようになればとは思う。

 Jリーグも昔は、かなり有名な選手が来たのに今ではほとんど来なくなってしまった。やはり華が必要である。