平田容疑者

曇り、そのため昨日よりも気温は高いが、それでもマイナス10度は、下回っている。1月に入ってずっと真冬日が続いている。


引用 朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/0121/TKY201201200756.html) 

「教団資金から使用」平田容疑者、オウムとの関係隠しか

 オウム真理教の元幹部平田信(まこと)容疑者(46)=東京の目黒公証役場事務長拉致事件で逮捕=が警視庁の調べに対し、逃走資金として教団から受け取った1千万円について「先に使い、新しいものと入れ替えた」と供述していることが20日、捜査関係者への取材でわかった。同庁は、資金を管理していた平田容疑者が教団との関係を隠そうとしたとみて調べている。

 時の流れは、人の記憶をも奪い去る。日本人の中でこの事件の詳細を記憶している人は、何割だろう。

 警視庁の警官も記憶にない事件の犯人が逮捕されてその後何か目新しい事実が出てくるかと思えば、余り事件に関係のない事だけが公に出るだけで、事件の核心に迫る事実は出てこずじまいである。

 我々が知りたいのは、平田容疑者が逃走し逃げ隠れしなければならないような事実は何だったかなのである。

 もし、容疑者が弁護士を通じて語っている内容であれば、素直に出頭して逮捕された方が、隠れていた時間を考えればずっと良かっただろう。

 それと引き換えに隠した事実は一体なんだったのか、更に教団が1000万円というお金を渡した理由は何だったのかを明らかにして欲しい。

 既にオウム事件から時が経ち、事件が明らかに成って得るものは少ないかもしれないが、オウムが引き起こした一連の事件の被害に合われた犠牲者へのせめてもの罪滅ぼしになるのではないだろうか?

 色々な事件が、徐々に人々の記憶から薄れ、その事件を引き起こした教団は、依然と活動を続けている。