雑感

 曇りから晴れに変わった途端、今までじめっとしていた空気が乾き始めた。昨日は一日中曇りで湿度は異常に高く、北海道では無かった。

 昨日は、北海道マラソンが有ったが、今年から日本陸連の公式マラソン大会では無く、市民参加型の市民マラソンに衣替えを行った。例年なら真昼の時間帯にランナーが走るテレビ局に合わせた大会運営では無く、スタートが9時と炎天下のスタートでは無く市民ランナーにとってありがたい変更だろう。今年は、参加を断念したが来年は出ようと思う。



 最近の色々な問題から日本地図を見ることが多くなり、改めて日本の位置関係を見てみると、日本は、本当に太平洋に張り出した弓のようである。それは大陸側の圧力から外に押し出されあと一押しで太平洋に落ちそうな風情である。小松左京さんが日本沈没を書いた理由が判る気がする。

 そんな大陸にぶら下がるようにできた島国であり、地震が多く火山も多く、これまで幾度も災害に会いながらここまでたどり着いたのだが、この先本当に太平洋に落ちて行かないか心配になってきた。それを防ぐには、地球のマントルの対流が変わるか、止まるしかない。そうなればそれ以外の天変地異で人類が死滅してしまう可能性もあり簡単な事ではない。


 今朝のニュースで、橋下市長が、衆議院の定数を半分にすると言っていた。きっと実現するのは相当な抵抗が有るのは目に見えている。場合によっては、消え去ってしまう党もあるだろうし、生き残れる政党でも半分は議員で無くなるのだから、議員生活を満喫している人たち(議員を生活の糧にしている人たち)は、それなりに死活問題だろう。

 でも、無能な人間が数いても何の役にも立たないという事が判った今、議員数を半分にしても実害は無い。本来なら大勢の議員が能力を発揮して、官僚依存の政治体制を変えてくれるという希望が有ったのだが、議員生活の大半の仕事が、次の選挙で当選するために費やされるなら税金の無駄である。