ドラえもん

 晴れ、気温は朝の7時で25,6度くらいになっている。これも太平洋側からの暖かい空気の流入による現象だろう。まだまだ、太平洋側の高気圧の勢力は弱まりそうにない。先々週辺りに気象予報士が、8月末からは空気が冷たくなり秋の気配が強まると予言していたが、残念ながら予報は大外れである。


 今日の朝、STVのお天気コーナーで、今日から100年後にドラえもんが誕生したと言っていた。ドラえもんの何でも飛び出すおなかのポケットは、時空を超えたものである。あの技術が未来の100年後に生まれていたとしたら、どのような世の中になっているだろうと想像すると却って恐ろしい。

 何故なら、ドラえもんは、子守用ネコ型ロボットという役割を与えられ、未来にはそのようなロボットが数多く存在したわけで、その便利な道具を自由に使っていたなら、きっと社会の規律はボロボロだっただろう。

 そして、ロボットが自由にその道具を持ち出して子供に与えるというのだから、大人は、存在したのだろうか?

 まあ、ドラえもんが取り出す色々な道具自体はきっと未来には存在しないだろう。タイムマシンも実用化されることは無いはずである。

 自分の家に誰しもドラえもんが居ればと考えた人は多いだろう。自分が対処するのではなく、誰かに与えられた便利な道具を使えば、問題は解決するはずだからである。これ程簡単なことは無い。しかし、漫画の中でも、その道具をいい加減に使うのび太のために、必ず道具の使い道を誤って、成功しかかったことが失敗する。その度にのび太が成長する話なのだが、未来の世界でも沢山の子供が道具の使い道に失敗すれば先にも書いたように未来は大変なことになっている。