晴れ、少し雲は多い。気温は朝の6時で20度を下回っている。

引用 読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120912-OYT1T01055.htm

 リビア東部ベンガジで11日夕、武装集団が米領事館を襲撃し、クリストファー・スティーブンス駐リビア米大使(52)と職員3人が殺害された。

 武装集団は、米国で製作されたイスラム教の預言者ムハンマドを揶揄(やゆ)する内容の映画に抗議して領事館に押しかけた。この映画を巡っては、11日にはエジプトの首都カイロでも米大使館の国旗が燃やされる事件が起きた。

 もし自分が地球を支配する全知全能の神だとしたら、地球上の人間を全て排除するだろう。何故なら、人間の存在が地球の存在に何の意味を持たないからである。

 神にとって地球上に存在する人間は、人間の体内に存在するばい菌のようなものである。人間の生存に必須のもので無いなら存在理由は無いはずで、勝手に人間に寄生し、自分たちが生存するため増殖活動を行っているだけである。厄介なのは、人間がその存在を知らないうちにばい菌が勢力を伸ばせば、その宿主たる人間の生命も脅かしかねないからである。

 今の地球上の人間の存在もそうである。勝手に繁殖し、その数を増やし地球上の自然を変えて行く、更に戦争で核爆弾を爆発させ、自分たちの生活のために大気を汚し、海を汚染させる。もしこのまま人間が繁殖を続ければ、地球上に草木も生えない状態になるかもしれないし、地球そのものの生存にも影響を及ぼすかもしれないからである。

 しかし、地球に神は存在しない。存在するとすれば既に人間は地球上から排除されてしまっているだろう。地球自体は、意思を持たずこの宇宙に浮かぶ自分の存在すら認識しない物体であるといえる。

 だから人間が信じる神は、本当の神ではない。神と人がラべリングすることで神とされるだけである。まさしく想像上の産物でしかない。

 その想像上の産物が、人間を殺し合いに向けること自体が神を否定しているものだという事を人間は気付かないか気付かないふりをしているのである。

 

 人は、窮地に陥るとすがるべき存在を求め始める。今まで神を信じていない人間も、救いが本当に得られるのならと神に救いを求め始める。そのために自分の命を失うとしても、その心のよりどころが得られればそれで満足してしまうものである。

 

 多くの人間が血を流そうともそれを黙って見ている神と呼ばれる存在は、人間を善き方向へ導く存在ではないことを知るべきである。