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 晴れ、一時的に通り雨が有った。気温は朝6時で3度。

 平地の銀杏並木も連日の寒さで一気に黄色みを帯び通りが華やかになってきた。この寒さが続けば来週末頃がピークになるだろう。秋深しである。


 連日報道されていた森口氏の話題は、いつの間にか角田容疑者の話題に置き換わった。この事件も、ニュースを聞く度に、何故どうしてという思いと、余りの非道さにチャンネルを変えたくなる。

 日本には法治国家であると同時に犯罪を取り締まる警察という機能が有りながらやはり事件を未然に防ぐことはできなかった社会というものを実感させられた。そもそも警察は事件が起こって初めて機能し、その犯罪防止に関しては、非力である。また最近の警察事情からか、警察官の不祥事も多く、上手く機能していないのではないかと疑わせることが続いている。


 マスコミの機能は、そういった社会正義のために国民に情報を知らしめるという機能が有る。それを逸脱してはマスコミが不要という事になりかねない。それは戒めるべきである。

引用 共同ニュース(http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101901002225.html) 

週刊朝日」が日本維新の会代表の橋下徹大阪市長の出自を題材にした連載記事を掲載し、橋下氏が朝日新聞の取材を拒否している問題で、出版元の朝日新聞出版は19日、連載を中止すると発表した。

これは、橋下市長の肉親の話を週刊誌が書いたことを上手く逆手に取り朝日新聞をやり込めた形になった。

相変わらず、言葉巧みで相手の急所を押え上手く立ち回ることに優れた人だと印象づけたが、却って有権者の印象は変わったと思う。今まで難局を言葉巧みにパフォーマンスを屈指しながら自分の立ち位置を微妙に変え日の当たるところに立つように努力をしてきたが、残念ながら一国を任せるには、もう少し懐が深くなければいけないだろう。

 今回の件は、そうれがどうしたという勢いで放って置く方がそれなりに自分のストーリーを築き上げられたと思う。丁度流れは、島田紳助氏を髣髴させる。それが若さという物だろう。

 言葉巧みに立ち回る人間は信用されない。人の機嫌を取ることのために立ち回ることで得る物よりも失う物の方が大きい例だろう。

 これで、橋下維新の全国展開は挫折したという事だろう。大きな誤りだった。


 すると今後の国政選挙の行方が判らなくなってきた。民主党が消え、日本維新が消え、国民の生活が消え、残る選択肢は、国民新党みんなの党自民党公明党社会党共産党だが、どの政党も今後の日本を任せられる感に乏しい。

 本当に日本は政治的にダメになった。ここいらで新しい統治システムを作り上げなければ、本当に10年先は無い。