銃社会

 曇り、風が有るが、それ程気温は低くない。アスファルトの道に張り付いたぬれ落ち葉が冬の近づきを知らせている。


引用 WSJ(http://jp.wsj.com/US/node_545014) 

米西部アリゾナ州ツーソンで昨年1月に6人が死亡しガブリエル・ギフォーズ前下院議員が重傷を負った乱射事件で、同州連邦地裁のバーンズ判事は8日、ジャレッド・ロフナー被告(24)に対し7つの終身刑に加え140年の刑を言い渡した。同判事は「被告は一生収監される」と述べた。

 司法取引の結果、死刑を免れ終身刑となったこの事件だが、もし、日本に銃規制が無かったとしたら、このような犯罪が日常茶飯事に行われることだろう。

 以前なら、日本国内で銃規制が無かったとしても、アメリカのように銃乱射事件は起きないのではないだろうかと思った事が有った。しかし、それも今では自信を持っていうことができない。

 それ程、日本国内や日本人の心の中に負のエネルギーが溜まっているに違いない。それがいつ爆発しても可笑しくない人間が多数存在し、その溜めたものを吐き出すチャンスをうかがっている。

引用 四国新聞社(http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20121107000169) 

6日午前9時40分ごろ、香川県高松市鹿角町の国道193号を車で走行中の男性会社員(52)から、「別の車の運転手に拳銃のようなものを向けられ、発砲音が数回した」と110番通報があった。高松南署の捜査で発砲音はおもちゃの銃によるものと判明したが、国道が約1時間半にわたって通行規制される騒ぎとなった。

 同署は発砲事件の可能性もあるとして捜査したが、音が小さく、車に銃弾による傷がないことから、おもちゃによる犯行とみて逃げた車の行方を追跡。同日夕、脅迫の疑いで、同市香川町大野、とび職加藤拓也容疑者(21)を逮捕した。

 加藤容疑者の車からは、火薬で発砲音が鳴る回転式拳銃のおもちゃが見つかり、同署が押収した。同署は事件の直前、加藤容疑者が男性の車と走行方法をめぐってトラブルになったとみて調べている。

 もし、この事件も本物の銃を持っていたら、きっとおもちゃと同じ気持ちで発砲していただろう。少なくとも日本では今後も銃の所持は法律で禁じるべきだろう。