政治的危機

 曇り、気温もマイナス10度前後と相変わらずの寒さである。それでも風が無い分しのぎやすいと言える。これが吹雪けば零度でも外にはいられない。


 相変わらず国会は機能しないようである。

 つい先日、民主党の輿石氏は、国会議員の歳費を下げないと明言した。この先の日本の将来像を考えていないらしい。
 国が貧しければ貧しいなりに自分たちが国民に範を示すしか、国民は納得しないだろう。確かに今の状況を作り出したのは自分たちではないというのも理解できる。
 でも、本当に日本人なら、このまま日本が破綻していくのを指を加えて待つはずが無く、日本人の先頭に立ち明るい未来を見せてくれると信じたい。

 そういう意味で、自民党や公明党の斜め上を行く対応にも呆れてものが言えない。
 まず自分たちの選挙が大事らしい。何故、国難に国会議員が一致団結して立ち向かおうという気概が無いのだろうか?

 本当に自分たちが政権に復帰したときに、バラ色の未来を見せてくれるのであろうか、今のままでは、民主党と同じことを結局言い出し、何も解決策を見いだせないまま、国会は政権争いをする場で終わってしまうことを本当に危惧する。

 既成政党のだらしのなさの異常さが、日本国民を映す鏡となっているのだとしたら自分も恥ずかしい限りである。

 まずは、日本の今までの政治風土の改革をしなければ、本当に日本でも暴動が起きかねない。


 橋下市長が率いる維新の会がこれまで脚光を浴びるのは、今までの政治体制に明らかに不満を持つ人間が増えていることに他ならない。
 もし今、総選挙を行い、維新の会が候補を立てれば軒並み既成政党の議員は落選するだろう。
 それほど、国民は今の政治状況に危機感を持っている。

 本当に今の日本は、ガラガラポンの時期に来ている。そのガラポンが日本の未来を失わせても、一か八かの勝負に出るある意味危険な状況にある。