事故

 曇り、気温は少し低いが、既にコートを脱いだ人もいるくらいの寒さである。朝方は強い風と雨で目が覚めてしまったのだが、また眠ったため少し頭がぼんやりしている。

引用 時事通信(http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012041300087

京都市東山区の大和大路通四条交差点付近で軽乗用車が暴走し、歩行者7人が死亡、11人が負傷した事故で、軽乗用車を運転していた会社員藤崎晋吾容疑者(30)=死亡=がほぼ毎日、仕事で車を運転していたことが13日、分かった。
 同容疑者は1、2年前からてんかんの発作を起こしていたといい、家族は運転を続けるのであれば会社を辞めるよう忠告していたが、会社側は病気について全く把握していなかったとしている。
 京都府警は近く、こうした経緯も含め事故原因の解明に向け、同社や自宅を自動車運転過失致死傷容疑などで捜索する。(2012/04/13-06:31)

 お亡くなりになられた方には哀悼の意を、亡くなられた方の家族の方にはお悔やみをのべたい。

 てんかんが病気として悪い面で語られることになるのは、致し方ない。発作が起きること知っていて車を運転することは未必の故意があったと言って良いだろう。ある意味こういった事が起きうることが予見される状況で、やはり起こってしまったという事は、残念なことである。

 車の運転中に意識を失うことは、誰でも起きうることである。例えば、脳卒中などである。それは突然起こるし、誰がと特定できるわけでは無い。そうであれば運転免許を持つことが誰もが禁じられる。
 また、急性心筋梗塞やめまいなどの神経症状は、その前兆の状態で意識があるのだから車を止めることは可能である。

 今回の場合、一度タクシーにぶつけた後急発進したことを考えるとてんかん発作でそういった状態になるのかという疑問が付く。もし発作で接触事故を起こしたのならその時点で車の運転はできなかっただろううと思うのだが、もし意識が飛んだ状態で車を運転し続けることがあるとしたら、やはり持病にてんかん発作を持つ人は運転を控えてもらうべきだろう。
 今後原因究明がなされればこれに越したことは無い。