スマホ依存症

 晴れ、少し雲が多い。朝6時の気温は22度とかなり暑い朝である。時折吹く風が気持ち良い。

 
 朝のニュースで、スマホ依存症の話題が出ていた。

 あらゆる場面で片手にスマホを持ちながら作業を行う依存症者が増えているということである。でもそれは、ポケベル、携帯と同じような場面は見慣れた風景である。

 いつの時代も、何かに依存してしまうような人は、必ず存在する。そのよりどころがスマホに移行しただけである。
 またそれに被さるものにネット依存症というものがある。これもまたスマホ依存症以前からあることであり、それは、シンクロするように重なるものである。

 スマホ依存症は、マナーの点で問題がある。携帯メールもそうだが、人との会話中にメールチェックされるのは、相手に不快感を与える。まあだらだらした関係で、会話が途切れても二人で居なければならないのならいざ知らず、時間を待ち合わせて話をしている最中にそれをされたならやはり人間関係を悪くする。
 また食事中にスマホをいじりながら食事をするのも考え物である。まあそれは、スポーツ新聞を読みながら定食を食うサラリーマンに通じるものが有るが、余り見栄えは良くない。

 依存度をとやかく言うのは、人間が人間と共に行動しなけければならないタイミングでどう付き合うかということである。それは、公共の場に他の見知らぬ他人と隣り合わせになった時も含まれる。

 一人、周りに誰も居ない状態でスマホ依存症になるのは問題ない。問題になるとすれば自分本来の仕事ができないことだろう。

 上に上げたように時と場合で、どうしてもスマホから手を離さなければならない時に、手に取ってしまう人は、間違いなく依存症だろう。
 
 そういう事をしている人は、少なからず周りの人に良い印象を与えていないことに気付くべきだろう。