時代

 曇り、気温もプラスになった。朝でこの気温は、今年初めてではないだろうか。


 昨日、コンビニに入ると景色が変わっていた。それは店員がおばさんに変わっていたのだ。それもおばさんと言っても妙齢60過ぎである。

 昔からコンビニの店員は、学生アルバイト言うのが常識だった。東京都内では、外国人留学生に置き換わり、アジア系というのがあったが、北海道では、主流は学生アルバイトそれも高校生というのが常識だった。

 しかし、ここに来てその学生バイトにも敬遠され始めたという事だろう。それは、何といってもコンビニバイトの時給の低さである。それなりに上がってきているが、最低賃金と同程度の率では、もっと割のいい仕事を選ぶのが若者気質である。

 更に言えば、若者人口の減少があげられるだろう。この先増えることのない若者の代りにやはり日中、時間的に比較的余裕のある老人がこの時間帯に進出しても可笑しくは無い。

 

 きっと雇う側にとって心配なのは、やはり健康問題だろう。高齢で仕事時間中に倒れたりしたら少し面倒になる。

 

 でも時代はそのように変わって行くのだろう。それが時代の波というものだろう。この流れを変えることは誰もできないし、これだけいたるところにコンビニの店舗が出来れば人手は不足する。それを救うにも老人パワーが必要になる。

 この先、コンビニバイトが60以上に高齢者が当たり前という時代が来るのだろうか?