竜巻

 曇り、今日は少し風が有り寒い。

 アメリカの竜巻の件は、可哀そうな出来事である。映像で見る限り大きなトラックが横転していたり、乗用車が何台も積み重なっている姿は、相当な力を持っていたと想像できる。そして映像は、東北の津波の時の映像をフラッシュバックさせる。

 アメリカも広大だけあって色々な災害が起こる。銃の乱射事件もそうだが、毎日が事件、事故の繰り返しだと想像できる。この日本の狭い土地でさえそういった事件が起こるのだからアメリカで起きるのは止む負えないのだろうと納得する部分もある。

 このような自然災害は、予想が付かないことが多いのだが、今回は竜巻注意報が出て住民に避難のお知らせが出ていたのだから、ある程度非難する余裕は有ったのだろう。しかし、避難した先が脆く、竜巻に破壊されてしまった。これもあの津波を思い出す。

 ここまでなら大丈夫という変な地震が自分の命を失う結果になるとは想像しないだろう。ましてや自分の意思で思うように行動できない小学生にとって言われるままにそこにいるしかない。

 このような被害を防ぐため頑丈な建物や、地下に避難場所を設けるなどの工夫が必要である。そういった話が出てくるのだろうが、そういった政策を取る人間は、どうしても確率、統計的データに依存する。100年に1回の災害に50年程度の寿命の避難場所を作る考えができるかということになる。

 またそこに経済的な考えを持つのなら、そういった避難場所を作ることがその建物の老朽化による被害が起切る可能性も否定できない。