スパイ

 曇り、時折小雨が降る、気温も13度くらいと低い。


引用 読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130617-OYT1T01046.htm?from=ylist) 

17日付英紙ガーディアンは、英政府の情報機関「政府通信本部(GCHQ)」が、ブラウン前政権下で2009年4月に開催された主要20か国・地域(G20)首脳会議や同年9月のG20財務相中央銀行総裁会議で、参加国閣僚らの電話や電子メールを傍受していたと報じた。

 当然こういう事は起きているとは思っていたが、実際報道されると騙されたという感が強い。当然イギリス内の大使館などの通信も傍受できるようになっていたのだろう。

 果たして日本は、こういった事が当然起こると考え準備していたのだろうか?国会議員のレベルを考えれば、何も対策を取っていなかった可能性がある。

 相手に全ての情報が事前に筒抜けで事に当たって勝利を得るには、余程の力関係の差が無ければ有りえない。そういった意味で、日本の外交は、全てにおいて無策であるように傍目からは見える。

 更に外交官や政治家は、弱みを握られてはいけない。その弱みを突かれて脅迫を受け、スパイの加担をするというのは、当然の常識である。そういう意味で脇が甘い政治家が多い。

 この先、インターネットを使った情報交換は、誰かに傍受されていると思った方が良いだろう。そうなればどうやって情報を交換すればよいだろうという事に成るが、古典的に鳩を飛ばしたり、狼煙を上げると言った方法に成るのだろうか。これは大げさだが、極めて原始的な方法で情報交換が行われるのではないだろうか。